かしわ忘備録

病気のこととかいろいろ

食べると身体が痛い話

刺激物といえば、アルコールやタバコ、もしくはカフェインなどが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

線維筋痛症の人は刺激物を避けたほうが良い、というのはよく見ます。調べながら「まあ、不眠症治療中の私にはアルコールは関係ないし、タバコはそもそも無理だから大丈夫っしょw」くらいに思っていました。カフェインも摂りすぎるとお腹を壊してしまうので、あまり摂らないようにしていましたし、そこまで気にしてませんでした。職場で1、2杯飲んだり、たまにカフェオレを飲む程度だったので。


しかし、この記事を書いているという時点でお察しだと思いますが、上記の認識は甘かった。アルコールやタバコ、カフェインなんかの問題ではなかったんです。

何食っても大概痛い。

冷たいもの、あったかいもの、辛いもの、甘いもの、あらゆるものがだいたい痛いんです。

暑いときには冷たいものが飲みたいですし、寒かったらあったかいものを飲みたくなりますよね。疲れたときには甘いものが食べたいですし、辛いものも食べたい。というか美味しいものはだいたい好きだし、基本的に食い意地が張ってるほうだと思います。

でも、美味しいものはだいたい痛い。

美味しいものを食べたときの、あの身体に染み渡る感じが、痛みに変わってしまう。


口から入ったものは上半身判定なのかどうなのかはよく分かりませんが、だいたい上半身にきます。だいたい肩から腕あたり。「美味しい〜!」と思ったらワンテンポ遅れて「………うーん痛い」ってなる感じです。

色々試してみたんですが、割と何食ってもなるんですよね。味が濃いものとか、冷たいもの、暖かいもの、辛いもの、カフェインが多く含まれるものは特になりやすいです。ほとんどじゃねーかっていう。食べて「あぁ〜〜〜」って感じになるやつ(?)は特に危険です。空腹だとなりやすい気もします。

たまに大丈夫だからもうよく分からん……。


体調がいい時はならないこともありますが、体調が悪いと全ての刺激が痛みに変わるクソシステムになってしまうので、特に痛みが酷くなる印象です。そういう日は毛布とか布団の重みがもう痛いですし、スマホが持てないときもあります。スプーンや箸も痛い。何もできない。寝てたら床との接地面が痛い。


一時期、線維筋痛症の随伴症状や自律神経の乱れに加え、サインバルタの服用開始による副作用が重なってしまい全く食欲がなくなり、ゼリーと全粒粉のビスケットくらいしかまともに食べれなかった時期がありました。1ヶ月くらいビスケットとゼリー、薬のときのヨーグルト以外を家で口にした記憶がありません。完全にダイジェスティブビスケットが主食だった。笑

小学生以来お目にかかったことのない体重まで減ったのにはびっくりしましたね……。数字的には普通だと思うんですが、適正体重が重めなので……。まあ小学校から身長は3センチくらいしか伸びてないので深刻さは低いと思います。とはいえやつれてたらしいので、人から心配されたりはしていました。

人と食べると不思議とちゃんと食べれたので、「食欲ないって割に食うなこいつ……」って感じのよく分からない人だったと思います。似たようなことを家族に言われて普通に傷付きましたけどね……。


今はだいぶ食欲も戻りましたし、食べたいものは開き直って食べることにしています。

でも、カフェインは基本避けるようにはなりました。デカフェのものがあればそれにしたり。たまにガツンとコーヒー飲みたいときもあるので、そのときは体調やスケジュールと相談しつつ飲むことにしてます。無理して我慢するとストレスで痛くなるので、結局意味がなくなっちゃいますしね。


目下の悩みは「たまに訪れる何か食べると吐き気がする期」をどうなくすかです。毎日ガスモチンプラミール飲んでるのになあ。

ゼリーとか食べやすいものをいっぱい確保しておかないと、最悪死ぬなとこの前なったときに思いました。うどんはダメだった……。

あとこの前初めて食べ過ぎで吐きまして。幼児みたいな吐き方したので余計にびっくりしましたよね。咳き込んでそのまま吐いたっていう。吐くなら便器に吐きたい……。

私の胃腸はもうちょっと丈夫になって欲しいし、痛いのもご飯食べる気が失せるから早急になくなって欲しいです。